テスト シナリオで仮想ユーザーごとにインスタンス化された SAPGUI アプリケーション オブジェクトは、無限に SAP 接続することができます。 接続は SapGuiOpenConnection または SapGuiOpenConnectionByName で開くことができます。 接続は、テストの開始時に、シミュレートする各仮想ユーザーによって開かれる必要があります。 新しい接続を開くと、SAP セッションも作成されます。 1 つの接続には、SapGuiCreateSession によって作成することのできるセッションを最大 6 つまで保持できます。
接続の最後のセッションが閉じられると、接続そのものが閉じられて破棄されます。
SAP セッションは、セッションのメイン ウィンドウのすべてのコントロール要素に関する情報を保持しています。 さらに、現在のトランザクションまたはパフォーマンス関連データに関する特定のデータについて、セッション情報オブジェクトにアクセスできます。
通常、SAP セッションはメイン ウィンドウを子として持ちます。 このウィンドウは、現在のセッションについてのすべてのユーザー操作の開始点になります。