各オブジェクトには、実行中に Silk Performer スクリプトからアクセスできるプロパティがあります。 各オブジェクト タイプのすべてのプロパティの完全なリストを取得するには、次の手順を実行します。
- タイプ ライブラリを表示できるツールを開きます (Microsoft Visual Studio に付属する OLEView など)。
- ファイル <SAPINSTALLDIR>\FrontEnd\SAPGui\sapfewse.ocx を開きます。 <SAPINSTALLDIR> は通常 C:\Program Files\SAP にあります。
- そのプロパティの他の COM クラスを調べます。 COM クラスには意味のある名前が付けられており、要求したオブジェクト タイプに適切な COM オブジェクトを簡単に見つけることができます。たとえば、テキスト コントロールは GUITextField です。
- ツリーやグリッドといった特殊なコントロールは、対応する dll を開くことで調べることができます。これは、<SAPINSTALLDIR>\FrontEnd\Controls\Scripting にあります。 たとえば、GridViewScripting.dll を開いて、グリッド コントロールの情報を取得します。
Silk Performer は Get/Set プロパティにメソッドを提供する他、メソッドの呼び出しも行います。 メソッドの呼び出しまたは GetProperty アクセスによって別のオブジェクトが返される場合は、定数 SAPGUI_ACTIVEOBJECT をオブジェクト識別子として渡すことにより、追加の Get/Set/Invoke 呼び出しを使用してオブジェクトにアクセスできます。