Web サイトが使用する文字コードには関係なく、Silk Performer が表示できるのは、MBCS (マルチバイト文字セット) 文字列だけです。 ただし、いくつかのAPI 関数は、文字列パラメータのエンコードがサーバーが期待するエンコードである必要があります。 再生エンジンが必要なエンコードを認識できるように、Silk Performer の Web Recorder は、SetEncoding() 関数、ToEncoding() 関数、および FromEncoding() 関数をスクリプトの適切な位置に挿入します。 通常、リンク名のようなパラメータが、解釈を必要とするデータを参照するときに、適切なエンコードが必要になります。 タイマ名のように、クライアントサーバー通信の一部ではないパラメータには、変換は必要ありません。
SetEncoding() 関数は、後に続くすべての ToEncoding() 関数および FromEncoding() 関数で使用されるエンコードを設定します。 エンコードそのものは、Web ページの文字セットに指定されたときに、エンコード名として引き渡されます (UTF-8、SHIFT_JIS、WINDOWS-1252、WINDOWS-1255、EUC-JP など)。
ToEncoding() はパラメータとして引き渡された文字列を、システム コードページのエンコード (MBCS) から、最後の SetEncoding() 関数で指定されたエンコードに変換します。
FromEncoding() はパラメータとして引き渡された文字列を、最後の SetEncoding() 関数で指定されたエンコードから、システム コードページ (MBCS) に変換します。