Silk Performer の 負荷テスト実行中に、詳細なリアルタイム情報を利用できます。 クライアント側、サーバー側の両方のアクティビティの報告がグラフィック表示とフルテキストで行われるので、テストの進捗状況をその推移に従って直観的に監視できます。
テストを行うワークベンチから直接、そのテスト中のエージェント コンピュータと仮想ユーザーの総合的な概要情報を参照できます。 表示する情報の詳細レベルは、テスト中のすべてのエージェント コンピュータの進捗状況を概観するレベルから、各仮想ユーザーによって実行されるトランザクションの詳細を網羅して表示するレベルに至るまで制御できます。 各エージェントと各ユーザーの進捗情報は、複数のカテゴリに分けられています。 ユーザーごとのランタイム情報には、トランザクション、タイマ、関数、エラーに関する色分けされた見出し (カスタマイズ可能) が含まれています。
また、ターゲット サーバーのパフォーマンスのリアルタイム監視は、グラフィック形式で利用できます。 現在広く使用されているすべてのオペレーティング システムで動作する各種の Web サーバー、アプリケーション サーバー、およびデータベース サーバーからの最も関連のあるパフォーマンス関連情報がグラフで表示されます。 同時に複数のグラフを表示することもできます。これらのグラフを並べて、最も関連のあるものを比較し、対比させることができます。 メニュー ツリー エディタを利用すると、任意のデータソースから得られる要素をグラフ上で組み合わせることができます。 クライアント アプリケーションから得られるレスポンス時間その他のパフォーマンス情報は、サーバーからのパフォーマンス データと同じグラフに表示できます。 この機能によって、直接ビジュアルな比較が可能になり、サーバーの問題点がクライアントの動作に与える影響を特定することができます。