Silk Performer は MBCS ベースのアプリケーションです。つまり、正しく文字列を表示するには、すべての文字列を MBCS 形式でエンコードする必要があります。 Silk Performer や、特に TrueLog Explorer では、異なるエンコード (UTF-8、EUC-JP、ISO-8859-1 など) を使っている Web サーバーから来たデータを視覚化したりカスタマイズするため、データを表示する前に数多くの文字列変換作業が必要になる可能性があります。
UTF-8 エンコードの Web サイトをテストするときに、文字列を含むデータをアクティブな Windows システム コードページに変換できない場合があります。 このような場合、Silk Performer の Web Recorder は、変換できないすべての文字列を 16 進形式でスクリプトに記録します。 データを表示するだけの場合には、TrueLog Explorer は変換できない文字を置換文字 (構成可能。通常は '?') に置き換えます。
日本語ローカル設定 (システム コードページが Shift-JIS) の英語版 Windows システムで、UTF-8 のアプリケーションを記録するとします。 何らかの理由で、ある Web ページの 1 つのリンク名に韓国語の文字が含まれています。 Silk Performer の Web Recorder は、スクリプト内で読みやすくするために、その文字列を UTF-8 から Shift-JIS に変換しようとします。 Shift-JIS コードページに存在しない韓国語文字が含まれるため、変換は失敗します。 この場合、Web Recorder はスクリプト内のリンク名に 16 進表記を使用します。