記録設定
記録固有の設定は、プロファイル設定の記録タブで変更できます。
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ログオンを単一機能としてスクリプト化する - 有効にすると、ログオン プロシージャを
SapGuiLogon API 呼び出しとしてスクリプト化します。 無効にすると、ユーザー名、パスワードおよび
ENTER を押す動作など、複数の API 呼び出しがスクリプト化されます。
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低レベル機能をスクリプト化する - たとえば
SapGuiSetText のような高レベルの API 関数の代わりに、低レベルの API 関数 (SapGuiInvokeMethod、SapGuiSetProperty など) がスクリプト化されます。
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タイマをスクリプト化する - 大部分の
SAPGUI API 関数にオプションのタイマ パラメータが付きます。 このパラメータを定義すると、再生中にこの測定値が生成されます。 このオプションを有効にすると、SAPGUI Recorder は各関数に対して適切なタイマ名をスクリプト化します。
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既存の
SAP セッションへ接続する - 有効にすると、SAPGUI Recorder は
SapGuiOpenConnection 文を記録せずに、既存の
SAPGUI セッションに接続します。
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ウィンドウ タイトルの検証を記録する - 有効にすると、再生中に検証されるように、SAPGUI Recorder はウィンドウ タイトルで
SapGuiSetActiveWindow をスクリプト化します。
共通設定
次は記録と再生の両方に共通の設定です。
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ログ レベル - ログのレベルを定義します。 トラブルシューティング目的の場合は
デバッグ を使用し、それ以外の場合は
通常 を使用します。
大規模な負荷テストの場合、メモリ消費を抑えるために、ログを
無効 にしてください。
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スクリーンショットをキャプチャする - 有効にすると、新しいウィンドウがアクティブになるたびにスクリーンショットがキャプチャされます。 このオプションは、スクリプトの再生時に
単一実行中に
SAPGUI を表示する が有効になっている場合にのみ使用できます。
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すべてのアクションのスクリーンショットをキャプチャする - 有効にすると、SAP サーバーへのラウンドトリップの原因となるユーザー アクションごとにスクリーンショットがキャプチャされます。 このオプションは、スクリーンショットをキャプチャする が有効になっている場合にのみ使用できます。
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コントロールの情報を TrueLog に記録する - 有効にすると、アクティブ ウィンドウのそれぞれのコントロールに関するコントロール情報が TrueLog に記録されます。 これにより、TrueLog Explorer のカスタマイズ機能を使用できるようになります。
追加のリソースが余分に消費されるため、負荷テストの実行時には、このオプションを無効にする必要があります。
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単一実行のコントロールの情報を TrueLog に記録する -
コントロールの情報を TrueLog に記録する と同じですが、スクリプトの試行と検証実行に対してのみ有効です。
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エラー時のコントロールの情報を記録する - 有効にすると、再生中にエラーが発生した場合に、アクティブ ウィンドウのそれぞれのコントロールに関するコントロール情報が TrueLog に記録されます。 これにより、エラーが発生した画面のすべてのコントロールの現状を取得して、再生の問題のトラブルシューティングを実行できます。 負荷テスト中は、コントロールの情報を TrueLog に記録する を使用するのではなく、このオプションを使用することをお勧めします。
デフォルトのプロファイル設定
デフォルトのプロファイル設定 (スクリーンショットをキャプチャしてコントロール情報をログ) を使用して
SAP アプリケーションを記録する場合、
SAP クライアントの動作が通常よりも遅くなることがあります。 これは、スクリーンショットを取得し、各
SAP ウィンドウのすべてのコントロールに関するコントロール情報をログに記録するために、余分なオーバーヘッドが必要になるためです。 このオプションをオフにすると、TrueLog が提供する多くの利点がなくなるため、このオプションは変更しないでください。
ただし、タイミングに問題が生じる場合は、次の順番にオプションをオフにします。
- 各アクションのスクリーンショットのキャプチャ
- スクリーンショットのキャプチャ
- TrueLog へのコントロール情報のログ
再生設定
再生固有の設定は、プロファイル設定の再生タブで変更できます。
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再生タイムアウト - 再生中のタイムアウトを定義します。 このタイムアウト期間内にサーバーからレスポンスがない場合は、エラーが発生します。
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単一実行中に
SAPGUI を表示する - 有効になっていると、再生中に
SAPGUI クライアント が表示されます。 このオプションは、Try-Script を実行する場合にのみ使用してください。 負荷テスト中はオフにしてください。
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クライアント側スクリプトを有効にする -
SAPGUI クライアント アプリケーションの
オプション メニューから、各クライアントマシンの
SAPGUI スクリプト作成を有効にする必要があります。 複数のエージェントでテストを実行する場合、負荷テストを開始する前に、各マシンでこの設定を手動で変更することになります。 このオプションを有効にすると、Silk Performer は負荷テストを開始する前に、各マシンでこの設定を自動的に変更します。
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新しい
SAP Visual Design を使用する -
SAPGUI では従来の Visual Design モードと、新しい Visual Design モードの 2 つのモードを使用できます。 通常、設定は
SAP 構成ツールで変更する必要があります。 このオプションを有効/無効にすると、Silk Performer は負荷テストの開始前に自動で設定変更を行います。 このオプションを使用すると、使用する Visual Design のバージョンを問わずに、リソース消費の観点で異なる動作をテストすることができます。
タイマとカウンタ
測定 タブには再生測定のための設定があります。
すべてのコントロールの、すべてのタイマとカウンタを有効にする をオンにするか、必要な項目を選択することができます。 タイマは、オプションのタイマ パラメータが指定されているメソッド呼び出しに対してのみ作成されます。
これらのタイマの詳細については、「SAP の結果」を参照してください。