TrueLog On Error ファイルは、負荷テスト時に見つかったエラーの前のトランザクションの完全な履歴です。 このファイルを用いて、実際のコンテンツを詳しく調べ、エラー状況を分析することができます。
TrueLog On Error ファイルには、すべてのクライアント リクエストとサーバー レスポンスの履歴が保存されています。 TrueLog On Error ファイルは、エラーが発生したセッションと関連させてエラーを示し、テスト スクリプトと密接に統合されているため、システムやアプリケーションの障害の根本原因を分析するのに非常に適しています。
TrueLog On Error が記録されるのはエラーが発生した場合だけなので、標準の TrueLog と比べると、消費するメモリや処理量はずっと少なくなります。
通常は、テストを実行した後に、複数の TrueLog On Error ファイルが TrueLog Explorer で開きます (エラーを返した仮想ユーザーごとに TrueLog が 1 つ)。 TrueLog Explorer の エラーの検索 機能を使うと、エラーがどの TrueLog に記録されているかに関係なく、発生した順にエラーを特定することができます。 これによりエラーの分析作業を単純化できます。 開いている TrueLog をすべて手作業で調べながら次のエラーを順に探す必要はありません。