この Readme には、Version Manager の最新リリースのインストールと使用に関する情報のうち、マニュアルやオンラインヘルプに記載されていない情報が書かれています。 補足情報については、ナレッジベースを参照してください。
Version Manager Readme は次のファイルで構成されています。
インストール情報 (installation_info.html)
Version Manager のインストールに関するシステム要件と重要なヒント。 Version Manager をインストールする前に、このファイルをお読みください。
使用上の注意事項 (usage_cautions.html)
望ましくない結果が発生しないようにするための、性能に関するヒントと回避策。 Version Manager を使用する前、および重大なエラーを修正する前に、このファイルをお読みください。
既知の問題(このファイル)
表面的な不具合、重大でないエラー、および予防策のない問題に関する情報。 「使用上の注意事項」ファイルに記載されていないエラーや、予期しない動作が発生した場合、このファイルをお読みください。
リリースノート (release_notesvm.html)
Version Manager の各リリースで修正された不具合、強化機能、および変更された動作の一覧。 最後のアップグレード以降の修正内容を調べるには、このファイルをお読みください。
この Readme ファイルは、いくつかのパートに分かれています。 ご使用の Version Manager コンポーネントに対応するパートをお読みください。
パート 1: 全般
パート 2: Version Manager CLI、デスクトップクライアント、および PCLI
パート 3: Version Manager IDE クライアント
パート 4: Version Manager Web クライアント
パート 5: Version Manager WebDAV Server
パート 6: 著作権/免責事項/サポート
パート 1: 全般 |
64-bit リリースの Version Manager のデフォルトのインストールディレクトリは、C:\Program Files (x86) です。 手動でこのパスを C:\Program Files に変更すると、インストーラが原因で、一部のファイルは C:\Program Files にインストールされますが、それ以外は C:\Program Files (x86) にインストールされます。
64-bit リリースの Version Manager を C:\Program Files 以外の他のディレクトリにインストールすることもできます。
VM 8.6.3.3 以降の File Server クライアントは IIS を介して File Server と通信することはできません。 使用すると、次のエラーにより失敗します: pvcs.exception.FsAuthenticationException: Use nonce "NONCE"
これは、File Server の拡張セキュリティの影響によるもので、将来のリリースでクライアント側に変更を加えて解決する予定です。 それまでは、次のコンテンツを持つ VM_Install_Dir\vm\common\tomcat\conf\PVCS\localhost\serenafs.xml というファイルを File Server 上に作成して問題を回避してください。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <Context> <CookieProcessor className="org.apache.tomcat.util.http.LegacyCookieProcessor" sameSiteCookies="lax"/> </Context>
Tomcat を介した通常の File Server アクセス (ポート: 8080/8090/8443) であれば、この問題の影響はありません。
VM 8.7.0.0 より前の SSO サーバまたは SBM SSO サーバに対して Version Manager SSO CAC (SmartCard) 認証を行うと、SSO CAC コネクタが TLSv1.3 プロトコルを受け付ける場合に失敗します。 ユーザには以下のようなエラーが表示されます:
pvcs.exception.PvcsSSOException: SSO/CAC Login Error: Connection exception using SSLCLIENTAUTHURL "https://Server:8444/idp/services/Trust": No supported CertificateVerify signature algorithm for RSA key
(SSO CAC コネクタは、通常、VM SSO サーバの場合はポート 8444 を、SBM SSO サーバの場合はポート 8343 をリッスンしています。 PVCS VM 8.7 は以下の変更を反映された状態で出荷されているため、その SSO サーバではこの問題は発生しません。)
この問題は、SSO CAC ポートのトラフィックを TLSv1.2 に制限することで回避できます。 VM SSO サーバの場合は、VM_Install_Dir\vm\common\tomcat\conf\server.xml ファイルを以下のように変更することで設定できます。
変更前:
<Connector port="8444" protocol="org.apache.coyote.http11.Http11NioProtocol" minSpareThreads="5" enableLookups="true" disableUploadTimeout="true" maxPostSize="31457280" acceptCount="100" maxThreads="200" scheme="https" secure="true" SSLEnabled="true" keystoreFile="${catalina.home}/conf/serena.keystore" keystorePass="serena" clientAuth="true" sslProtocol="TLS" URIEncoding="UTF-8" trustManagerClassName="pvcs.util.AnyCertX509TrustManager" />
変更後:
<Connector port="8444" protocol="org.apache.coyote.http11.Http11NioProtocol" minSpareThreads="5" enableLookups="true" disableUploadTimeout="true" maxPostSize="31457280" acceptCount="100" maxThreads="200" scheme="https" secure="true" SSLEnabled="true" sslEnabledProtocols="TLSv1.2" keystoreFile="${catalina.home}/conf/serena.keystore" keystorePass="serena" clientAuth="true" sslProtocol="TLS" URIEncoding="UTF-8" trustManagerClassName="pvcs.util.AnyCertX509TrustManager" />
ユーティリティの名前が vpadmin であるべきところ、誤って vpadmin.sh という名前になっていました。
vpadmin という名前でも動作するようにするには、次のコマンドを実行します(VM_Install_Dir は、VM をインストールしたディレクトリに置き換えてください)。
ln -s vpadmin.sh VM_Install_Dir/vm/common/vpadmin/vpadmin
シェルで vmprofile または vmcshrc が読み込まれている場合は、上記コマンドの代わりに次のコマンドをそのまま実行することもできます。
ln -s vpadmin.sh $PVCS_HOME/common/vpadmin/vpadmin
次のエラーが表示される場合:
「LDAP サーバへの接続に失敗しました」
「ログインアカウント UserName が無効なため、このプロジェクトにアクセスできません...」
Readme ファイル(Usage_Cautions.html)の『LDAP 接続/認証が失敗する』を参照してください。
スクリプトまたは実行可能ファイルにアクセスするイベントトリガまたはカスタムツール定義で指定されるパスは、クライアントオペレーティングシステムがアクセスできるようにする必要があります。 既存のプロジェクトデータベースをファイルサーバで使用するよう移行する場合は、引き続き OS がパスにアクセスできるよう、必要に応じて定義を変更します。
セキュリティ上の理由から、Version Manager ファイルサーバに備わっているパスには、Version Manager の実行ファイルしかアクセスできません。 ファイルサーバによってマッピングされたディレクトリに、アーカイブとプロジェクトデータベースファイル以外のものが含まれる場合、およびサードパーティ製のアプリケーションがこれらのファイルにアクセスする必要がある場合(または、ファイルそのものがサードパーティ製のアプリケーションである場合)、これらのファイルに対して、共有ディレクトリ、マップドライブなどの別のアクセス方法を提供する必要があります。
メモ: イベントトリガで使用される Version Manager 実行ファイルは、実行ファイルそのもの(および、それを含むスクリプト)を正規の(OS)ファイルアクセスで見つけることができる限り、共有ディレクトリやマップドライブがなくても正常に動作します。
パート 2: Version Manager CLI、デスクトップクライアント、および PCLI |
CLI コマンドの -h オプションの出力では、常にすべて大文字でオプションを示しますが、 大文字を使用すると動作しないオプションは多数あります。 念のために、CLI オプションには常に小文字を使用します。
プロジェクトデータベースに対してデフォルトのバージョンラベルが定義されている場合、〈Check tips against version/revision(バージョン・リビジョンに対してチップの確認)〉操作を実行すると、履歴レポートの表示が動作しません。
問題:
プロジェクトデータベース(PDB)のルートレベルに、プロモーションモデルを導入します。
コンフィグレーションファイルでサブプロジェクトを作成します。
サブプロジェクトのコンフィグレーションファイルで、主要プロモーションモデルの下位レベルに、追加のプロモーショングループを宣言します。
サブプロジェクトに作業ファイルを追加します。
デスクトップクライアントを再帰モードにします([View(表示)]-[Filter(フィルタ)]-[Recursive(再帰)])。
PDB レベルを選択します。 サブプロジェクトとバージョン管理ファイルが右側のウィンドウに示されます。
右側のウィンドウでバージョン管理ファイルを直接選択します。
右クリックして、[Check Out(チェックアウト)] を選択します。
ドロップダウンリストを開きます。
最上位レベルの設定の定義に基づいて、元の最下位レベルのプロモーショングループが表示されます。
回避策:
デスクトップクライアントを再帰モードにしてから(上記の手順 5)、PDB レベルを選択します。 サブプロジェクトとバージョン管理ファイルが右側のウィンドウに示されます。
ここで、サブプロジェクト を選択します。
右側のウィンドウでバージョン管理ファイルを選択します。
右クリックして、[Check Out(チェックアウト)] を選択します。
ドロップダウンリストを開きます。
今回は、サブプロジェクトの設定の定義に基づいて、新しい最下位レベルのプロモーショングループが表示されます。
このようなエラーが表示された場合、SSO サーバの STS コンポーネントに対する、SSO 信頼キーがクライアントと一致しません。 KB doc S138730 もしくは、PVCS Version Manager インストールガイド の SSO サーバから更新された STS 信頼証明書のインポート のセクションを参照ください。
File Server からプロジェクトデータベース(PDB)を開き、拡張子が .cfg ではないコンフィグレーションファイルを指定すると、Version Manager はコンフィグレーションファイルを認識しません。
č、ě、ř(キャロン付きの c、e、r)は、バージョンラベルに使用すると文字が「???」と表示されるか、エラーが発生して破棄されます。 Windows CP1250 Latin では、これらの文字は拡張 ASCII 文字の 200、227、236 です。
Windows CP1252 Latin(西ヨーロッパ言語)にはこれらの文字は含まれません。 これらの文字を使用するには、ご使用のシステムの地域と言語の設定をルーマニア語など、コードページ 1250 を使用する言語に変更する必要があります。
Version Manager コマンドは、ロケール設定に一致したインターナショナライズ文字を使用します。 これらの文字はメッセージカタログファイル(pvcsvm.cat)に格納されています。 デフォルトでは、カタログファイルは、Version Manager のインストール場所の、bin ディレクトリに配置されます(例えば、C:\Program Files\Serena\vm\common\bin\win32)。 コマンドからの確認メッセージを英語で表示された場合(ロケール設定に関係なく)、言語がサポートされていないか、NLSPATH が不正です。
NLSPATH 変数を設定するには:
Windows スタートメニューから、コントロールパネル | システム を選択します。 システムプロパティダイアログが表示されます。
詳細設定タブを選択します。
環境変数 ボタンをクリックします。 環境変数ダイアログボックスが表示されます。
新規 ボタンをクリックします。 新しい変数ダイアログボックスが表示されます。
変数名 フィールドに NLSPATH と入力します。
変数値 フィールドに pvcsvm.cat ファイルの場所を入力します。
OK ボタンを各ダイアログボックスに対してクリックします。
PVCS Version Manager デスクトップクライアントで、[Admin(管理)]-[Make Secure(保護)] の詳細設定を保存するには、PVCS Version Manager を 管理者として実行 オプションで起動する必要があります。
大文字と小文字を区別する File Server で、ファイル名の大文字と小文字を変更しようとすると、アーカイブの名前変更が失敗します。 この問題を回避するには、最初に vtransfer -r を実行して、アーカイブに別の名前を付けて、再度実行してファイルの名前を希望する名前に変更します。
場合によっては、フルパスを入力しないとヘルパーアプリケーションが正常に起動しないことがあります。
[View(表示)]-[Options(オプション)]-〔Applications(アプリケーション)〕タブで、次のアプリケーションのフルパスを入力する必要があります。
作業ファイルの表示と編集、およびレポートの表示のために Version Manager が使用するエディタ
オンラインマニュアルの表示に使用する Adobe Acrobat Reader
レポートおよびオンラインヘルプの表示に使用する HTML ブラウザ
Exceed を使用する場合は、フォント置換を使用しないように設定する必要があります。 フォント置換が有効になっていると、多くのダイアログコントロールが正しく表示されません。 使用できなくなるものもあります。
Exceed をインストールすると、デフォルトでフォント置換が有効になります。 その他の X サーバソフトウェアでも同様の場合があります。
Exceed でフォント置換を無効にするには、次の操作を行います。
Xconfig を起動します。
[Font Management(フォント管理)] を選択します。
〔Advanced Settings(詳細設定)〕タブを選択します。
〈Automatic Font Substitution(自動フォント置換)〉 チェックボックスの選択を解除します。
注:次の 2 つの手順は省略可能ですが、実行することをお勧めします。
〈Local Fonts First(ローカルフォントを優先)〉 チェックボックスを選択します。
〈Optimize for Java VM(Java VM に最適化)〉 チェックボックスを選択します。
注:上の手順は Exceed 10 を対象としています。 その他のバージョンやその他の X サーバソフトウェアの手順については、製品マニュアルを参照してください。
〔Open Server Configuration File(サーバコンフィグレーションファイルを開く)〕ダイアログボックスからファイルサーバまたはローカルの場所を選択しようとすると、空白のドロップダウンリストが誤って表示されることがあります。 ロケールの設定を UTF8 から ISO-8859-1 に変更すると、この動作は今後起こらなくなります。
そのためには、次のコマンドを実行します。
export LANG=en_US
export LC_ALL=en_US
PCLI で変数の要素を参照する際は、先行または後続の空白を使用しないでください。 以下に例を示します。
$FOO[ 3 ] は $FOO[3] に変更する必要があります。
ワークスペースパスの最上位レベルでワイルドカード文字を使用することはできません。 たとえば、次のように入力すると、PCLI はパブリックまたはプライベートワークスペースの名前をリストしません。
pcli list /@/*
ただし、AdamJ としてプロジェクトデータベースにログインしている場合は、このコマンドは AdamJ のすべてのプライベートワークスペースをリストします。
pcli list /@/AdamJ/*
次のコマンドは、すべてのパブリックワークスペースをリストします。
pcli list /@/Public/*
AddFiles または Put コマンドによって、説明の入力を要求された場合、実行中のオペレーティングシステムの EndOfFile(EOF)文字を使用することはできません(UNIX の場合: CTRL+D、Windows の場合: CTRL+Z)。 プロンプトが表示されたら、単独のピリオド(.)のみの行を 1 行入力して説明を終了します。 Windows ユーザの場合は、CTRL+D を使用することもできます。
説明の最後に EOF 文字を入力することができる、旧式のコマンドラインインターフェイス(CLI)とは異なるので注意してください。
Version Manager Conversion Utility for SourceSafe は、既存の SourceSafe データベースを Version Manager プロジェクトデータベースに変換することができます。
このユーティリティの使用方法については、『PVCS Version Manager 管理者ガイド 』 を参照してください。
パート 3: Version Manager IDE クライアント |
VS2022 で SCC/SourceBridge プラグインを認識させるには、VS Microsoft.VisualStudio.Workload.NativeDesktop コンポーネントをインストールする必要があります。
Source Bridge をインストールしたが、TrackerLink を引き続き SCC プロバイダとして設定している場合、Source Bridge は TrackerLink を SCC プロバイダとして使おうとします。 この場合、ソース管理は正常に実行されません。
この問題を解決するには、〔SourceBridge〕ダイアログボックスの〔System Settings(システム設定)〕タブで SCC プロバイダを設定します。 詳細については、『PVCS Version Manager 管理者ガイド』 の「About Setting Up Source Bridge」を参照してください。
Pulse に、pvcs.vm.param.LogInfo というテキストを含むメッセージが表示されることがあります。 これらのメッセージは無視してください。
アプリケーションを終了しても、javaw.exe、eclipse.exe、および pclioutproc.exe プロセスが自動的に終了しないことがあります。 この問題は、Power Builder または RAD が Version Manager インターフェイスで実行されている場合に発生します。 プロセスを手動で停止する必要があります。
チェックアウトした場所と同じ場所からチェックインしようとしているにも関わらず、Visual Basic がチェックイン場所の確認を促すことがあります。 これはチェックイン時にファイル名が変更された場合に起こります。 チェックイン場所を促された場合、Yes を選択します。 ファイルは正しい場所にチェックインされます。
IDE の中には、ソース管理からプロジェクトプロジェクト全体を取得することができるものもあり、Version Manager プロジェクトのすべてのファイルが、選択した場所にコピーされます。 ルートドライブ以外であれば、どの作業ファイルの場所でも指定することができます(C:\ など)。
Eclipse ワークスペースに格納されたソース管理メタデータに変更があったため、アップグレード後にプロジェクトをインポートしなおしてメタデータを再構築する必要があります。 それまでは、プロジェクトに対するソース管理アクションは無効になります。
en_US ロケールに設定されていないシステムでは、インストールディレクトリにある serena_java.log ファイルで「リソースキー」エラーが発生します。 これらのエラーは、機能が正常に動作していないことを意味するわけではありません。 ただし、ログの内容をわかりやすくするために、ログを編集して、これらのエラーメッセージを削除してもかまいません。
比較ダイアログボックスで、【Copy All Non-Conflicting Changes from Right to Left(競合しない変更を右から左にすべてコピーする)】 ツールバーボタンが 3 ウェイ比較モードで動作しません。
回避策: 【Three-Way/Two-Way Compare(3 ウェイ/2 ウェイ比較)】 ツールバーボタンを切り替えます。
非常に大規模なプロジェクトに対して、大きなヒープサイズを設定できます。 ナレッジベースの記事 (S105310) または、使用上の注意事項 readme ("大規模プロジェクトでの、"Out of Memory Error" または、General Failure Operating) を参照ください。
ソースコンロールされた、Java プロジェクトを、Version Manager を使って、 Eclipse C++ にインポートできません。 これを実行すると、次のようなエラーになります: "Building workspace has encountered a problem."
Visual Studio ワークスペースに格納されたソース管理メタデータに変更があったため、アップグレード後にソリューションをバインドしなおしてメタデータを再構築する必要があります。 それまでは、ソリューションに対するソース管理アクションは無効になります。
手順については、次の KB ドキュメントを参照してください: How to rebind a Visual Studio solution
Version Manager の RIDE 統合は、Visual Studio のプロジェクトの種類「LightSwitch」をサポートしません。
パート 4: Version Manager Web クライアント |
各Web クライアントから、一度に 一つ以上の Version Manager Web サーバへ接続できません。 複数の Web サーバをたてている場合、各ブラウザタブもしくは、ブラウザインスタンスから、一つ接続ができます。
リビジョン表示部でファイルを表示する際に、CTRL を押してプロジェクト表示部のプロジェクトをクリックすると、親プロジェクトのコンテンツを更新することができます。 また、リビジョン表示部の〈Return to Contents of Project(プロジェクトの内容に戻る)〉リンクをクリックしても更新することができます。
〔Add Workfiles(作業ファイルの追加)〕ダイアログボックスの参照ボタンをクリックして表示されるディレクトリ選択ダイアログボックスが、UNIX で正常に動作しないことがあります。
この問題を回避するには、ブラウザを再起動します。
Web クライアントが Web サーバとの通信の問題を報告するには、IO エラーメッセージ(「java.io.IOException」や「pvcs.io.CommException」など)を表示するという方法があります。
プロジェクトデータベースにアクセスコントロールデータベースが存在しない場合は、そのプロジェクトデータベースにログインするための Version Manager Web クライアントのパスワードを変更することはできません。 この問題を解決するには、Version Manager デスクトップを使用して、プロジェクトデータベースの新しい ACDB を作成します。 〈Enable access control database security(セキュリティを有効にする)〉チェックボックスを選択解除します。 これで、Version Manager Web クライアントでパスワードを変更できるようになります。
メモ: 新しい ACDB を作成しても、ACDB は無効になっているため、ユーザの既存の権限には影響はありません。
HOSTID に設定されているプロジェクトデータベースにパスワードなしのユーザでアクセスすると、どんなライセンスエラーの場合もパスワードを求めてきます。
次のようなメッセージが表示される場合、システムのロケール設定とサーバのロケール設定に互換性がないことを示しています。
c:\work\pileon\pileon_rgering\chars\FileEuro.txt、内部処理エラーが発生しました: 27749。 Version Manager を再起動し、操作を再試行してください。 問題が解決しない場合は、管理者にお問い合わせください。
上記の場合、UNIX ベースのファイルサーバは en_US ロケールで実行されており、ユーロ文字はサポートされていません。
この問題を回避するには、ファイル名の文字が、ファイルサーバおよび Web サーバのロケールと互換性があることを確認してください。
UNIX プラットフォームに PVCS Version Manager Web クライアントをインストール後、〔Add-Ons(アドオン)〕ダイアログボックスの〈Restart Firefox(Firefox を再起動)〉オプションを実行すると、Firefox がクラッシュすることがあります。
回避策: UNIX プラットフォームに PVCS Version Manager Web クライアントをインストール後、Firefox を終了し、新たに Firefox セッションを開き、PVCS Version Manager Web サーバに接続します。
PVCS Version Manager Web サーバへの Web クライアント接続を終了せずに PVCS Version Manager Web クライアントをアンインストールすると、UNIX プラットフォーム上の Firefox がクラッシュすることがあります。
回避策: PVCS Version Manager Web サーバに接続されたすべての PVCS Version Manager Web クライアントを終了してから、PVCS Version Manager Web クライアントを Firefox からアンインストールします。
WS-Federation トークンの確認に失敗しました、コード 40:Token issuer not allowed. このようなエラーが表示された場合、SSO サーバの STS コンポーネントに対する、SSO 信頼キーがクライアントと一致しません。 KB doc S138730 もしくは、PVCS Version Manager インストールガイド の SSO サーバから更新された STS 信頼証明書のインポート のセクションを参照ください。
パート 5: Version Manager WebDAV Server |
WebDAV の使用に関して重要な情報が 使用上の注意事項 readme ファイルに書かれています。
独立したドキュメントしては存在しません。 サーバ設定情報は、PVCS Version Manager 管理者ガイド に載っています。 クライアントのセットアップと使用の情報は、PVCS Version Manager ユーザガイド にあります。
パート 6: 著作権/免責事項/サポート |
製品サポートを受けるには、portal.microfocus.com にログインしてください。
PVCS Version Manager と共にインストールされ、使用されるサードパーティ製コンポーネントに関するライセンス情報については、PVCS のインストールディレクトリを参照してください。
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