簡単に記録/再生できるようにするため、Silk Performer には独自の Browser Application が備えられています。アプリケーションには、次の主要な機能があります。
Browser Application の最も重要な要素を以下に示します。
このウィンドウには、記録時と再生時のログ情報が表示されます。記録の開始/停止と一時停止/再開 (記録モード)、および再生の一時停止/再開 (再生モード) を行うことができます。
このバーを使って、標準のブラウザ ナビゲーションが可能になります。
マウスを Web ページ上で動かすと、カーソルの下にある DOM 要素が緑色の矩形で強調表示されます。これにより、Web ページのアーキテクチャと DOM 階層の雰囲気をつかむことができます。
Pause/Break キーを押すと、次のアクションが起動されます。
Locator Spy 内を検索するには、キーボードの Ctrl+F を押下します。または、タグ、プロパティ名、または プロパティ値 内の文字列を検索できます。
を選択します。検査された DOM 要素を変更するには、強調表示された DOM 要素で Pause/Break キーを押すか、DOM 階層ツリー内で別の DOM 要素を選択します。
DOM 階層ツリーで他の DOM 要素を選択すると、DOM 要素のロケータが決まり、HTML タグの横に表示されます。ロケータ フィールドが更新され、DOM 要素が青色の矩形で強調表示されます。
Pause/Break キーを押した後で、新しく選択した DOM 要素が見つからないためにページの DOM が無効になると、ロケータ フィールドの枠が赤色で表示されます。Pause/Break を押すと、階層ツリーが更新され、現在の DOM オブジェクトが強調表示されます。DOM 階層ツリー内のロケータ文字列も無効になるため、削除されます。
ロケータ フィールドには、現在検査中の DOM 要素のロケータ文字列が表示されます。検査された DOM 要素が変更されるたびに、ロケータ文字列が更新されます。
ロケータ フィールドでは、ロケータ文字列を他の場所(BDL スクリプトなど)にコピーすることができます。また、ロケータ文字列を手動で編集することもできます。ロケータを編集すると、自動的に検証されます。ロケータが無効な場合は、赤色で強調表示されます。ロケータが有効になると、緑色で強調表示されます。
スクリプトの試行中に検証を追加する場合は、再生を一時停止して 検証の追加 をクリックします。スクリプトの試行中における検証の追加は、記録中と完全に同じように機能します。
Locator Spy の右側のウィンドウで、プロパティを右クリックしてプロパティ名、プロパティ値、またはそれら両方をクリップボードにコピーできます。両方をコピーした場合は、文字列が @name='value' の形式で保存されます。実世界の例として、@hideFocus='false' があります。この機能を使って、ロケータ フィールドのプロパティを簡単に書き換えることができます。
これは、現在検査中の DOM 要素に属する属性 (名前/値のペア) のリストです。現在のロケータ文字列が要件を満たしていない場合は、リストに示される属性を使って、ロケータ文字列を手動で指定できます。