リモート実行プロトコルを使用する UNIX ベースのシステムへの接続を確立し、監視する測定値を追加します。
オプション | 説明 |
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測定値タイプ | 指定したコマンドについて、タイプ名を入力します。同じタイプ名を持つすべての測定値が、1 つのグループにアセンブルされます。 |
測定値名 | 指定した rexec コマンドの測定値名を入力します。この名前は、Performance Explorer のグラフに表示されます。 |
平均測定値 | rexec コマンドに対してこのチェック ボックスをオンにすると、平均測定値とみなされます。このオプションは、生成された TSD ファイルにのみ影響します。 |
説明 | 指定した rexec コマンドの追加情報を入力します。この情報は Performance Explorer に表示されます。 |
コマンド | リモート マシン上でデータ収集を実行する次のような rexec コマンドを指定します:ps -ef | egrep -c “.*” |
単独実行 | このチェック ボックスをオンにすると、PDCE はリモート マシンと接続し、新しいデータ ポイントがリクエストされるたびにコマンドを実行します。実行間隔が短いと、この設定ではリモート マシンに負荷をかけるおそれがあります。しかし PDCE は、最後に実行したコマンドが終了していなければ、リモート
マシン上で新しいコマンドを開始しません。
単独実行 チェック ボックスをオフにすると、複数実行が有効になります。 |
正規表現 | リモート マシンから返されるデータを、所定の正規表現を使用して 1 行ずつフィルタリングします。正規表現と一致しない行は破棄されます。残りの行のみがその先のステップで使用されます。デフォルトでは、^.*$ が入力されます。
たとえば、コマンドのレスポンスが各間隔で次のように表示されるとします。
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXXX 123400 103093 121092意味があるのは、数字の入っている行のみです。次の正規表現により、数字と空白からなる行のみが許可されます。 [1234567890 ].*その他の行は無視されます。 |
フィールド インデックス | データ生成に使用された行は、フィールドに分割されます。分割を行うには、空白文字かカスタム区切り文字のいずれかを使用します。
このテキスト ボックスを使用して、フィールド インデックスを指定します。これは数値に変換され、次の測定値として使用されます。 このインデックスは、1 から始まるインデックスです。 |
区切り文字 | このテキスト ボックスを使用して、カスタム区切り文字を指定します。この文字を使用してデータ生成用の行をフィールドに分割します。
デフォルトでは、空白を区切り文字とする チェック ボックスがオンになっています。 |
空白を区切り文字とする | このチェック ボックスをオンにすると、空白があるたびに区切り文字が挿入されます。 |
スキップする行数 | このテキスト ボックスを使用して、リモート マシンでコマンドを開始した後で PDCE が無視する行数を指定します。このオプションは、開始時にコマンドが返す不要なデータをフィルタリングして除外するのに便利です。与えられた正規表現と一致する行だけが、この設定を使用します。ある間隔で複数の行が与えられる場合、データの計算には最後の行が使用されます。 |
while [true]; do ps -ef | egrep -c “.*”; sleep {%Interval}; done
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXXX 123400 103093 121092
フィールド インデックス 値には、定義済みの測定値に関連する列を指定します。フィールド インデックス に 1 を指定すると、テーブルから値 123400 が返されます。フィールド インデックス に 2 を指定すると、値 103093 が返されます。
上記の例の列は、空白文字で区切られていますただし、他の文字 (コロンなど) も使用できます。そのような値は、区切り文字 テキスト ボックスで指定します。空白は、デフォルトの区切り文字です。