ほとんどのコントロール タイプで検証と解析を実行できます。 TrueLog Explorer には、SAPGUI TrueLog 用の標準的な検証および解析ウィザードが備わっています。 ウィザードにアクセスするには、スクリーンショットまたはコントロール ツリーでコントロールを右クリックします。 その後、コンテキスト メニューから、検証および解析ウィザードを起動します。
検証および解析関数は、ツリーで現在選択している API ノードの後にスクリプト化されます。 検証および解析関数をウィンドウの最後の API 呼び出しの後に挿入すると、再生エラーが発生することがあります。 たとえば、現在選択している API ノードが 閉じる ボタンを押すことである場合、現在のウィンドウとそのウィンドウのすべてのコントロールがこのアクションで破棄されます。 よって、この呼び出しの後にスクリプト化されている検証/解析関数は、再生中に「ハンドラが見つかりません」エラーにより失敗します。 このため、ウィンドウの最後のノードに挿入される検証/解析関数を追加しようとする場合、TrueLog Explorer では確認メッセージが表示されます。
TrueLog Explorer では、コンテンツ チェックを追加して、サーバーから送信されたコンテンツが現実の条件下でクライアントによって本当に受信されるかどうかを簡単に確認できます。 入力データが挿入される任意の SAPGUI 関数呼び出しに対して、戻り値検証関数を挿入できます。 検証関数は、ソース ビューまたは コントロール メニュー ツリーから挿入できます。
再生テスト実行と記録テスト実行を比較することによって、TrueLog Explorer では、SAPGUI アプリケーションが過負荷状態にあるときに、テキスト、グラフィック、フィールド データ、その他のデータがクライアントによってダウンロードされて表示されるかどうかを視覚的に確認できます。 これによって、他の SAPGUI トラフィック シミュレーション ツールでは検出できないようなエラー、つまり、標準的なテスト スクリプトでは検出されない負荷がかかっている場合にのみ発生するエラーを検出できるようになります。
コンテンツ検証関数は、稼働中のパフォーマンス管理にも利用できるので、システムの配置後も役立ちます。