対応する測定値タイプを次の表で説明します。
測定値 | 説明 |
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Parse | SQL コマンドの準備 (Oracle の用語では "解析") にかかった時間 (秒)。SQL コマンドの準備には、通常、SQL コマンドをサーバーに送信するときのサーバー ラウンドトリップ時間が含まれます。SQL コマンドは、サーバーで解析され、その後でそのSQL
コマンドが呼び出されたとき再利用できる内部形式に変換されます。
注: ORA_DEFERRED オプションを用いて OraParse 関数を使用した場合、SQL コマンドの解析は実行ステップまで遅延されます。そのため、解析ステップで、サーバー ラウンドトリップ時間が生じます。この場合、この測定値タイプは無意味です。
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Exec | SQL コマンドの実行にかかった時間 (秒)。SQL コマンドの実行には、SQL コマンドの実行を可能にするために、コマンドを送信して結果が返されるまでのサーバー ラウンドトリップが、少なくとも 1 回分含まれます。1 つの SQL コマンドを処理するのに、サーバーでは多くのデータ処理が必要なので、SQL コマンドの実行は、通常、データベース サーバーにかかる負担の大部分を占めます。SQL 測定値グループには、データの取得に関する、別の測定値タイプがあります。データの取得は、実行ステップの一部にするか、別のステップにするか設定できます。後者の場合、結果は SQL 測定値グループに含まれません。 |
ExecDirect | SQL コマンドの準備および実行にかかった時間 (秒)。 |