アプリケーション エラーが HTTP レスポンスのエラーとして返されることは多くありません。 それよりも、アプリケーションが不適切なデータ値やエラー メッセージを HTML コンテンツに組み込んで返す方が一般的です (サーブレット例外が発生しました あるいは サーバーがビジー状態です といったエラー メッセージなど)。 HTTP ステータス コードをチェックしてもこの種のエラーは発見できないため、標準の HTTP エラー以外のものをチェックする検証関数がテスト スクリプトに組み込まれていない限り、アプリケーション エラーは見過ごされがちです。
検証がテスト スクリプトに組み込まれると、テストは単純な負荷テストから複合的な負荷/機能テストに進化します。 そのようなスクリプトは、大規模な負荷テスト シナリオで使用してもそれほどパフォーマンスは劣化しません。 この機能を使うことで、他の負荷テスト ツールでは検出できない種類のエラーを検出することができます (負荷時にしか発生しないエラーは、標準の負荷テスト スクリプトで検出できないため)。