TrueLog Explorer の使用方法のベスト プラクティスは、以下のステップから構成されます。
多くの場合、この一連のステップを 1 度通して実行するだけでは済みません。これらのタスクは繰り返して行うものです。たとえば、カスタマイズをし、結果を確認し、さらにカスタマイズをして、そのカスタマイズの結果を確認するなどです。
注: タイマの挿入やその他のスクリプト変更機能を有効にするには、TrueLog が最新でなければ (同期が取れていなければ) なりません。TrueLog が最新でない場合には、スクリプトの試行を行って同期化してください。
- テストの分析
- このプロセスでは、以前のテスト実行結果の調査、仮想ユーザー要約レポートの確認、再生エラーの場所の特定、再生セッションと元の記録セッションとの比較を行います。このプロセスで、カスタマイズしたスクリプトのエラー チェックを行うことができます。
- セッション処理のカスタマイズ
- 古いセッション データが負荷テスト スクリプトに埋め込まれたまま、後続のテスト実行で再実行すると、セッション処理エラーが発生します。
TrueLog Explorer では、このような静的データを特定し、動的データに置き換えて、テスト実行を成功させるための処理を自動化します。手作業でコードを編集する必要はありません。
注: Silk Performer のスクリプト記録技術では、静的セッション情報を含まない、コンテキストを持つスクリプトが生成されるため、セッション処理のカスタマイズはたいてい必要ありません。
- ユーザー データのカスタマイズ
- 負荷テスト中に現実の状況をより正確にシミュレートするには、シミュレートするトランザクションごとに、仮想ユーザーがサーバーに対して行うアクションを変更する必要があります。ユーザー入力データをカスタマイズすることで、フォーム フィールドからのデータ入力といったユーザー
タスクをテスト スクリプトでシミュレートする際にデータを取り出すデータ ファイル (名前/アドレス、番号、製品のリストなど) を指定できます。ランダム関数を使用して、ランダムに生成したデータを入力フィールドに挿入することもできます。
- ユーザー データのカスタマイズ
- 負荷テスト中に現実の状況をより正確にシミュレートするには、シミュレートするトランザクションごとに、仮想ユーザーがサーバーに対して行うアクションを変更する必要があります。ユーザー入力データをカスタマイズすることで、フォーム フィールドからのデータ入力といったユーザー
タスクをテスト スクリプトでシミュレートする際にデータを取り出すデータ ファイル (名前/アドレス、番号、製品のリストなど) を指定できます。ランダム関数を使用して、ランダムに生成したデータを入力フィールドに挿入することもできます。
- 検証関数の追加
- セッション情報や仮想ユーザーのデータ入力をテスト スクリプトでどう処理するかのカスタマイズが済んだら、関数をスクリプトに組み込んで、テスト対象のアプリケーションが正確なデータを返しているかどうかを自動的に確認することができます。このようなコンテンツ検証では、現実の状況でグラフィックやデータなどの要素をクライアントが実際に受信しているかどうかを確認します。要素を受信していない場合には、検証結果としてエラーが出力されます。
- Silk Performer によるカスタマイズの拡張
- TrueLog Explorer ではほとんどの BDL スクリプトが自動的に作成されますが、Silk Performer を使って手作業でスクリプトのコードを書くことで、より複雑な検証やカスタマイズを追加することができます。
- TrueLog On Error の分析
- テストを実行した後、TrueLog On Error ファイルには、テスト中にエラーとなったすべてのトランザクションの完全な履歴が記録されています。TrueLog On Error を使って実際のコンテンツを詳しく調べ、システムやアプリケーションの障害の根本原因を分析することができます。