コマンド ファイル

コマンドラインでコマンドを直接送信するだけでなく、XML 形式のコマンド ファイルを送信することもできます。コマンドは、次の構文を使って指定します。
Perfexp.exe /COMMANDFILE:<CmdFile>

コマンド ファイルは、バッチ操作用に指定します。

コマンド ファイルとして使用する XML ファイルの構造は、PerfExpCommandFile というルート ノードと、OverviewReportCommand という省略可能な 2 つのサブノードから成ります。

PerfExpCommandFile

ルート ノード PerfExpCommandFile では、以下を指定できます。
  • NoGui="True" / NoGui="False"

    Performance Explorer を表示状態か非表示状態のどちらで起動するかを指定します。

  • LogFile="<filename>"

    ログ ファイルの名前と場所を指定します。

ルート ノードの下には、さまざまな Command ノードと OverviewReport ノードを指定できます。

OverviewReport

OverviewReport ノードでは、Performance Explorer で使用する TSD ファイルを指定します。以下の属性を使用できます。
  • File

    使用する .tsd ファイルを指定します。省略すると、Performance Explorer で最後にロードしたファイルを使用します。

  • Export
    概要レポートを保存する出力ファイルを指定します。次の形式を使用できます。
    • HTML (.htm)
    • Web アーカイブ (.mht)
  • Template

    オプションで概要レポートに使用するテンプレート ファイル (.ovt) を指定します。

コマンド

Command ノードのテキストは、コマンドライン パラメータとして解釈されます。ノードは順に実行されます。

次のコードは、XML コマンド ファイルを示しています。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<PerfExpCommandFile NoGui="True"
      LogFile="c:\TEMP\Results\PerfExp.log">
 <OverviewReport
      File="c:\TEMP\Results\m@host@Simple.tsd"
      Export="c:\TEMP\Results\Simple.mht"
  />
   <Command>PEW:"c:\test.pew"</Command>
   <Command>SINGLEINSTANCE</Command>
   <Command>ACTION:STARTALLMONITORS</Command>  
   <Command>EXIT</Command>
</PerfExpCommandFile>

ヘルプ コマンド

/? ヘルプ コマンドは次の構文で使用します。
Perfexp.exe /?

Performance Explorer が開き、コマンドライン ヘルプが表示されます。