負荷時の視覚的検証だけでは、アプリケーション レベルのエラーの根本原因まで突き止められないため、あまり価値はありません。 このため、TrueLog では、エラー発生前のものも含め、関連するユーザー操作とサーバー レスポンスをすべて記録しています。
返された Web ページに特定のリンクが含まれていないため リンクが見つかりません というエラーが表示された場合に、仮想ユーザーに対してアプリケーション レベルのエラーが発生する可能性があります。Web サーバーが完全な Web ページを返せなかったのかもしれませんし、アプリケーション サーバーがページの動的コンテンツをタイミングよく渡せなかったのかもしれません。TrueLog Explorer を使用して、このようなエラーの発生前に記録された TrueLog 履歴を分析すると、エラーの原因となったクリック パスを視覚的に調べることができます。エラーの根本原因を特定して根本的な修正を行う上で、この TrueLog 履歴は非常に有益な情報となります。
次の図は、エラーの原因となったトランザクションのクリック パスを示す視覚的ログです。この TrueLog は、Web サーバーから返されたエラー メッセージが原因でタイトル検証エラーが生じたことを表しています。