サーバー側トレースの有効化

PeopleSoft は、個々のログイン セッションに対して詳細なサーバー側トレースを有効化するオプションを提供します。すべての仮想ユーザーに対してトレースが有効化されるため、スクリプトはトレースを有効化せずに記録されるべきです。

代わりに、以下の例に示すように、TInit トランザクションに EnableTracingPS 関数の呼び出しを挿入して仮想ユーザー ベースでサーバー側トレースを有効化できます。ログインに使用されるフォームをこの関数に渡す必要があります。重要なことは、トレースは個々の仮想ユーザーに対してのみ有効化されるべきであるということです。すべての仮想ユーザーに対してトレースを有効化すると、サーバー側に多大なオーバーヘッドがかかり、正しいテスト結果が得られなくなります。

1 仮想ユーザーに対するトレースの有効化

transaction TInit
begin
  // ...
  PeopleSoftInit();
  if GetUserId() = 1 then
     EnableTracingPS(LOGIN001);
  end;
end TInit;

dclform
  LOGIN001:
    "httpPort" := "" <USE_HTML_VAL> ,
    "timezoneOffset" := "-60",
    "userid" := gsUserId,
    "pwd" := gsPassword,
    "Submit" := "" <USE_HTML_VAL> ;

トレース オプションは、プロジェクト ツリー ビューの データ ファイル ノードにある Tracing.csv ファイルを編集して変更できます。