ユーザー インターフェイス (UI) 設計 - アプリケーションの UI 設計に影響を及ぼすことのできる機会があれば、うまく利用しましょう。UI を一貫性のある確かなものにすれば、再利用可能なサブルーチンを作成しやすくなります。それによりテスト コードの作成を減らすことができ、その結果、維持する必要のあるコードが少なくなります。
テスト計画 - 十分に検討されたテスト計画は、GUI ベースの 負荷 テストの成功の前提条件です。テスト計画では、目標、目的、テストの実行、重要な指標などを定義する必要があります。
ユース ケース - ユース ケースは、テストを計画する、ステップ by ステップのシナリオです。ユース ケースは、たとえば、アプリケーションの起動、プロジェクトを開く、設定の編集など、典型的なユーザー-アプリケーション間の対話を表します。ユース ケースに従って、記録プロセスを進めます。
アプリケーションのエキスパート - 十分に文書化されたユース ケースがあっても、アプリケーションのワークフローのすべてを理解できないこともあります。テスト対象のアプリケーションに関して、問い合わせられる専門知識を持つ担当者 (たとえばビジネス プロセス オーナー) がいると助けとなります。
画面解像度 - 画面解像度が高ければ高いほど、各ターミナル セッションに対するシステム要件は厳しくなります。記録と再生には、画面解像度を 800x600 以下にすることをお勧めします。このアプローチは、古いコンピュータとの互換性があり、負荷 テストに含めることもできます。
リモート ユーザー - リモート ユーザーがアプリケーションを利用できるようにする場合、一部の 負荷 テスト中に低速のネットワークのシミュレーションを行うことを検討します。低速のネットワーク接続はアプリケーションのパフォーマンスに大きく影響するため、ネットワークが混雑した状態をシミュレーションして行う追加テストは、テスト結果の向上に役立ちます。これを行うには、Silk Performer のネットワーク エミュレーション機能を使用します。
負荷 テストの計画で最初にすべきことは、目標を定義することです。テスト担当者はよく、目標はすべての関係者にとって明確であると考えますが、多くの場合そうではありません。品質保証チームと管理者が同じ目標に取り組むことが重要です。
目標を記述する際は、まず、次のような最も高いレベルの目標を検討します。
高レベルの目標を設定した後、それらの目標を、どのように目標を達成および測定するか、どのような結果が許容されるかなどの問題をカバーする、明確で測定可能な目的に細分化する必要があります。
以下では、テスト目標をどのように細分化するかについて例示します。
目標 1:アプリケーションのベースライン パフォーマンスを特定して文書化する
重要なタイマ:
目標 2:アプリケーションを最適化/調整する
目標 3:テスト対象のアプリケーションが本稼働の準備ができているかどうかを判断する
測定可能な目的のリストに従い、テスト結果は、アプリケーションが本稼働できる明確な時点を定義します。定義した目標へのアプリケーションの調整が適切であれば、これにより、アプリケーションを際限なく最適化するというリスクも排除されます。