GUI レベルのテストのスケーラビリティ シナリオ

システム テスト環境

  • Silk Performer 2008
  • Silk Test 2008
  • 4 GB RAM
  • BroadCom 57xx ギガビット コントローラ
  • デュアル プロセッサ (2 x 2.4 GHz)
  • 167 GB のハード ディスク空き領域
注: 以下の結果はガイドラインとしてのみ使用してください。テスト対象アプリケーション、および特定の Silk Performer エージェント マシンの利用可能なリソースにより、結果が異なる場合があります。

テスト シナリオ

10 分間にわたる 1 仮想ユーザー テストの実行

  • Performer.exe 用のメモリ 40k
  • PerfRun.exe (Silk Performer 再生エンジン) 用のメモリ 7.2k
テスト中、仮想ユーザーはターミナル サービス セッションを開始し、次にこのセッションにより以下のプロセスが開始されます (このシナリオは、テストを実行しているすべての仮想ユーザーにあてはまります)。
  • Windows ターミナル サービス = 6.3k
  • Partner.exe (Silk Test) = 21k
  • Agent.exe (Silk Test エージェント) = 8k
  • Perfsm.exe (Silk Performer セッション マネージャ) = 1.09k
  • Testapp.exe (テスト対象アプリケーション) = 6.5k (これは 負荷テスト シナリオのターミナル サービス セッション内の唯一の実変数です)
10 分間にわたる 5 仮想ユーザー増加ワークロード テストの実行。1 プロセスあたりの仮想ユーザーは 1 に設定
  • CPU% = ターミナル サービス内で実施している間、Silk Test プロセスの状況により 1% から 51% のいずれか - ほとんどの場合は 25%前後の使用率
  • メモリ = テスト実行時間全体を通じ、一貫して 48% から 50% 程度
  • 応答性 = 一貫して 100%
  • PerfRun.exe 用のメモリ = 7.2k
10 分間にわたる 5 仮想ユーザー増加ワークロード テストの実行。1 プロセスあたりの仮想ユーザーは 5 に設定
  • CPU% = ターミナル サービス内で実施している間、Silk Test プロセスの状況により 1% から 51% のいずれか - ほとんどの場合は 25%前後の使用率
  • メモリ = テスト実行時間全体を通じ、常に 46% から 48% 程度
  • 応答性 = 常に 100%
  • PerfRun.exe (単独) = テスト中は一貫して 10.5 k
10 分間にわたる 10 仮想ユーザー増加ワークロード テストの実行。1 プロセスあたりの仮想ユーザーは [自動計算] に設定 (10 PerfRun.exe ファイルが開始する結果)
  • CPU% = ターミナル サービス内で実施している間、Silk Test プロセスの状況により 1% から 63% のいずれか。ほとんどの場合は 23% または 41% の使用率
  • メモリ = テスト実行時間全体を通じ、常に 62% 程度
  • 応答性 = 常に 100%
  • PerfRun.exe (各) = テスト中は一貫して 7.5 k
10 分間にわたる 20 仮想ユーザー増加ワークロード テストの実行。1 プロセスあたりの仮想ユーザーは 20 に設定
  • CPU% = ターミナル サービス内で実施している間、Silk Test プロセスの状況により 17% から 45% のいずれか。ほとんどの場合は 25% または 38% の使用率
  • メモリ = テスト実行時間全体を通じ、常に 76% 程度
  • 応答性 = 常に 100%
  • PerfRun.exe (各) = テスト中は一貫して 15 k
15 分間にわたる 25 仮想ユーザー増加ワークロード テストの実行。1 プロセスあたりの仮想ユーザーは 25 に設定
  • CPU% = ターミナル サービス内で実施している間、Silk Test プロセスの状況により 22% から 45% のいずれか。ほとんどの場合は 25% または 38% の使用率
  • メモリ = テスト実行時間全体を通じ、常に 83% 程度 (すべての仮想ユーザーの実行時)
  • 応答性 = 常に 100%
  • PerfRun.exe (1) = テスト中は一貫して 15 k
18 分間にわたる 36 仮想ユーザー増加ワークロード テストの実行。1 プロセスあたりの仮想ユーザーは 18 に設定 (たとえば、36 仮想ユーザーすべてを 2 つの PerfRun.exe ファイルで実行)
  • CPU% = ターミナル サービス内で実施している間、Silk Test プロセスの状況により 22% から 45% のいずれか。ほとんどの場合は 25% または 38% の使用率
  • メモリ = テスト実行時間全体を通じ、常に 98% から 100% 程度 (すべての仮想ユーザーの実行時)
  • 応答性 = 常に 100%
  • PerfRun.exe (各) = テスト中は一貫して 19 k
注: 上記の値はログを有効にせずに計算されたものです (たとえば、TrueLog、vuser.log などのファイルを生成しない)。 有効にすると、負荷テスト のリソース消費が増加する可能性があります。つまり、GUI レベルの 負荷テスト の実行時に、CPU とメモリの両方がスケーラビリティを制限する要因になると言えます。ただし、プロセスあたりの仮想ユーザー 設定を可能な限り高い値に指定すると (この場合でも、プロセスあたり 25 仮想ユーザーを超える値に指定してはなりません)、負荷テスト の CPU とメモリ使用率の両方が大幅に削減されます。テスト対象アプリケーションのメモリ フットプリントを大きくするほど、テスト中に正常にスケーリングできる仮想ユーザーが少なくなることも注意する必要があります。

追加情報

複数のプロセッサを使用するマシン上で 負荷テスト を実行する場合の追加情報:

マシン上で使用可能な CPU より多くの再生エンジン (PerfRun.exe) を装備している限り、Silk Performer での現時点の GUI レベルのサポートの実装には Silk Performer エージェントのインストールで使用できるプロセッサ数に関する制限はありません。負荷テスト シナリオの実行中、Silk Performer 再生エンジン (PerfRun.exe) は、ラウンド ロビン方式で特定のプロセッサが割り当てられます。たとえば、PerfRun.exe1 を CPU1 に、PerfRun.exe2 を CPU2 に、PerfRun.exe3 を CPU3 に、perfRun.exe4 を CPU4 に、のように続きます。