HttpParsingRule の Search セクションの詳細は、任意の HTTP レスポンスに適用されますが (機能置換の候補であるルール ヒットを抽出する目的で)、StringScriptingRule の Search セクションは、特殊な方法で取り扱うべき部分文字列を抽出する目的で、スクリプト化される文字列に適用されます。部分文字列を抽出する方法についてのすべてのテクニックは、StringScriptingRule の Search セクションで使用することも可能です (「Search セクション - ルール ヒットの検索」を参照)。
唯一、属性 SearchIn の意味が異なります。
HttpParsingRule の場合、属性 SearchIn は、ルール ヒットを検索する場所を指定します。有効な値は次のとおりです: Header、Body、All。
StringScriptingRule の場合、属性 SearchIn は、このルールを適用すべきスクリプトの位置のリストを指定します。これは、「Scripting 条件」で述べたように、条件タイプ Scripting に対するスクリプトの場所のリストになります。
さらに、2 つの新しいスクリプトの場所、HeaderName と HeaderValue があります。これらは、関数 WebHeaderAdd の 2 つのパラメータを識別するものです。詳細については、「値への追加の適用」を参照してください。
部分を検索する方法にもうひとつの可能性があります (HttpParsingRule の Search セクションにも適用可能です)。
属性 Special は、特殊な検索アルゴリズムを指定することができます。 現在、サポートされている値は、SiebelParam のみです。これは、Siebel 7 Web アプリケーションで使用されているような長さを先頭に追加した値のような任意の部分文字列に対して文字列を検索します。
<StringScriptingRule> <Name>SiebelParam Function Call</Name> <Active>true</Active> <Search> <SearchIn>FormFieldValue</SearchIn> <Special>SiebelParam</Special> <Conditions> </Conditions> </Search> <ScriptGen> <Action>CheckSiebelParam</Action> </ScriptGen> </StringScriptingRule>