この属性は、Search セクションによって識別される部分文字列に対して実行されるアクションを指定します。
以下の値を指定できます。
値 | 説明 |
---|---|
CreateVariable | 文字列の値に初期化した変数を作成し、スクリプトの元の値の代わりに変数で置換されます。 |
CheckTimeStamp | 元の文字列が実際にタイムスタンプ値のように見える場合、もとの文字列の代わりに関数呼び出し GetTimeStamp() を作成します。 |
CheckSiebelParam | 元の文字列が Siebel 7 Web アプリケーションで使用されているような長さを先頭に追加した値のように構造化されているかどうかチェックします。もしそうなら、元の値を関数呼び出し Siebel7Param(...) で置き換えます。例:"5*Value" will become: Siebel7Param("Value") |
DecodeSiebelJavaScriptString | 元の文字列が JavaScript コード内でバックスラッシュでエスケープされる特殊文字を含むかどうかをチェックします。もしそうなら、JavaScript コードに埋め込まれたのと同じようになるように文字列を修正し、パラメータとしてエンコードした文字列をとる関数 SiebelDecodeJsString(...) を作成します。関数 SiebelDecodeJsString は、スクリプトの再生時にこのエンコードを元に戻します。つまり、同じネットワーク トラフィックが生成されます。この目的は、パラメータを修正することによって、HttpParsingRules が解析できるようにすることです。この置換をしないと解析できない場合があります。 |
CheckSiebelDateTime | 元の文字列が Siebel Web クライアントによって送信される形式の日付/時刻の組み合わせのように見えるかどうかをチェックします。もしそうなら、Siebel Web クライアントへのサーバー レスポンスに現れる形式と等価な日付/時刻の組み合わせに変換します。この場合、この変換をスクリプト再生時に戻すために、ラップ関数 SiebelDateTime が記録されます。この目的は、日付/時刻の組み合わせがサーバー レスポンスに現れるのと同じ形式でスクリプトに現れるため、他の解析ルールで解析できるようにすることです。 |
CheckSiebelDate | CheckSiebelDateTime と同じですが、日付のみです。ラップ関数 SiebelDate を記録します。 |
CheckSiebelTime |
CheckSiebelDateTime と同じですが、時刻のみです。ラップ関数 SiebelTime を記録します。 |
CheckSiebelPhone |
CheckSiebelDateTime と同じですが、電話番号に対してになります。ラップ関数 SiebelPhone を記録します。 |
たとえば、Siebel 7 Web SilkEssential の記録ルールを見てみます。
例 (オンライン ショップで品数用の変数を作成する):この例は、フォーム フィールド名 qty で品数が送信されていると仮定します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?> <RecordingRuleSet> <StringScriptingRule> <Name>Parameterize item quantity</Name> <Active>true</Active> <Search> <SearchIn>FormFieldValue </SearchIn> <LB> <Offset>0</Offset> </LB> <RB> <Length>0</Length> </RB> <Conditions> <CompareData> <ApplyTo>FormFieldName</ApplyTo> <Length>0</Length> <Data>qty</Data> </CompareData> </Conditions> </Search> <ScriptGen> <Action>CreateVariable</Action> <VarName>Quantity</VarName> </ScriptGen> </StringScriptingRule> </RecordingRuleSet>