概要

OCR による文字列検証は、CitrixVerifyText API 呼び出しを使用して実現されます。これらの関数は、スクリプトのカスタマイズ時に TrueLog Explorer によって挿入されます。CitrixVerifyText 関数は、再生ビットマップ内のテキスト文字列を比較して、それらが同じかどうかを判別します。

CitrixParseText 関数は、テキストを解析するために使用できます。これらの API 呼び出しは、その他の Silk Performer 解析関数と同様に動作します。

OCR では、さまざまなフォントやテキスト スタイルを認識するためにパターン データベースが使用されます。フォント データベースは、OCR を実行する前に生成しておく必要があります。

Citrix TrueLogs では、検証と解析の API 呼び出しがツリー ビューで表示されます。

注: 頻繁に変えられる画面イメージに対する作業では、再生のタイミングが重要であるため、OCR 操作は、安定したコンテンツに対して実行する必要があります。ウィンドウ イベントでの同期を行うと、画面の更新がわずかに遅れることがあります。これによって、タイミングに依存した結果が生じます。したがって、各 OCR 検証/解析関数の前に、待機または CitrixWaitForScreen 関数の呼び出しのいずれかのスクリプトを記述することをお勧めします。

以下の 2 つの画面例は、TryScript の実行後の検証関数と解析関数の出力を示しています。