繰り返し使用するテストとその要件割り当てを集中管理し、プロジェクト間で共有、参照して使用できます。
テストを共有している特定のプロジェクトからテストを参照するようにプロジェクトを設定すると(「プロジェクトを追加する」を参照)、次の手順を実行して、テストをプロジェクトで再利用できるようになります。
共有テストをプロジェクトに挿入するには:
- メニューで をクリックします。
- 共有テストを挿入するテスト コンテナまたはテスト フォルダ上で右クリックします。
- 共有テスト を選択します。
- 共有テストの挿入 を選択します。 テストの参照 ダイアログが表示されます。
- 挿入するテストを選択します。
ヒント: 表示されているテストを絞り込むには、検索 フィールドに条件を入力するか、リストからフィルタを選択します。
- OK をクリックします。 選択したテストが挿入されます。テスト プロパティに 共有テストの参照 が表示されます。これは、共有テストへのリンクです。
- 参照しているテストを共有テストから切り離すには、共有テストの参照 フィールドの . をクリックします。
注: 共有テストへの参照を削除するには、テストと実行 > 資産の管理 アクセス許可が必要です。
共有テストへの参照を削除すると、テストと共有テスト間の接続がなくなります。このため、更新しても、共有テストと参照しているテストとの間でのプッシュや更新ができなくなります。
特定の共有テストを参照しているすべてのテストを確認するには、メイン メニューの をクリックして、利用状況 タブを選択します。
テストを参照する場合、次の点を考慮します。
- テストを参照するプロジェクトは、テストを共有しているプロジェクトからテストを再利用するように設定する必要があります。
- 既存のテスト コンテナにのみテストを挿入できます。
- 変更の適用 や 共有テストに変更をプッシュ アクションを実行するとき、参照しているテストと共有テストのテスト タイプが異なる場合、両方のテスト タイプは同じになります。
- 共有ステップ、キーワード、ビジネス コンポーネント、フローを使用するテストの変更を適用するとき、テストを参照しているプロジェクトと、テストを共有するプロジェクトの両方で、対応するライブラリが表示可能でなければなりません。
- 割り当て済み要件を保持するには、テストを参照しているプロジェクトとテストを共有しているプロジェクトで、同じ要件システムが設定されているか、同じ Word または Excel ファイルからインポートされている必要があります。
- 一意の外部 ID が Excel インポート ファイルに定義されている場合のみ、Excel から要件を更新できます。Silk Central は、更新が必要な要件を識別するために、この ID を必要とします。
- データ駆動型テストやテスト パッケージの子、またリンクしたテスト コンテナを共有することはできません。
- テスト プロパティ、パラメータ、属性の継承は、参照しているテストには反映されません。このようなテストは、参照しているプロジェクトで継承されているものを継承します。継承が使用されている場合、元のテストでの変更を適用すると、プロパティ、パラメータ、属性は参照しているテストで削除されます。
プロパティ、パラメータ、属性が参照しているプロジェクトに存在しない可能性があるためです。
- 割り当て済み問題は、参照しているテストにコピーされません。
- テスト属性を使用する場合は、両方のプロジェクトで同じ名前とタイプが定義されている必要があります。
- 参照しているプロジェクトをコピーまたはベースライン化する場合は、テストを共有しているプロジェクトへの参照は保持されます。ただし、参照しているプロジェクトをエクスポートすると、参照は削除されます。
- 現時点では、一括エクスポート/更新インターフェイスと Web サービスでは、元の資産へのリンクは考慮されません。
- フォルダを挿入すると、階層的に挿入されます。