インスタンスの管理

データ セキュリティを高め、独立したユーザー グループ(事業部など)間での互いの影響を低減させるために、さまざまなクライアントの処理やテスト データ自身を物理的に分離する必要がある場合に、別のインスタンスを作成します。クライアント機能を使用すると、1 つのデータベース内の 1 つのインスタンスのデータを論理的に分離することができます。



インスタンスの管理

インスタンスと Silk Central サービスは、インスタンス管理 という共通 UI を通じて管理されます。この UI には、Silk Central をインストールしたサーバー上からのみ、http://localhost:19100 という URL を使用してアクセスできます。 リモート コンピュータからは インスタンス管理 ページにアクセスできません。以下のアクションをインスタンスまたは個々のサービスに対して実行できます。
  • サービスを個別に停止または開始するには、停止 または 開始 をクリックします。インスタンスを停止または開始すると、インスタンスのすべてのサービスが停止または開始します。
  • インスタンスを削除するには、インスタンスの削除 をクリックします。インスタンスが本当に必要ないことを確認してから、このアクションを使用してください。このアクションは、データベース中のデータの削除は行いません。
    注: 実行サーバーを他のアプリケーション サーバーに割り当てるには、実行サーバーをインストールしたコンピュータ上で次のファイルを削除する必要があります:C:\ProgramData\SilkCentral\AgentBase\ItemObjects.ser
  • インスタンスの設定を変更するには、設定 をクリックします。

メンテナンス モード

新しいホットフィックスをインストールしたり、サービスの設定を変更する場合など、Silk Central インスタンスにユーザーがアクセスできないようにして、インスタンスのメンテナンスを実行します。このとき、インスタンスがメンテナンス中であることを、Silk Central ユーザーに知らせることができます。
  1. インスタンス管理 ページで、設定 をクリックして、設定 ダイアログを開きます。
  2. メンテナンス タブで、メンテナンス モードを開始する チェック ボックスをオンにします。
  3. Silk Central にアクセスしようとしたユーザーに対して表示されるテキストを入力します。例:現在、システムを更新中のため、Silk Central を利用できません。再びオンラインになるまで、しばらくお待ちください。
  4. OK をクリックします。
  5. メンテナンスが完了し、すべてのサービスが再び実行されたら、メンテナンス モードを停止し、ユーザーが Silk Central に再びアクセスできるようにします。

JMX 測定

JMX の情報にアクセスしたり、オペレーションを実行するには、JMX 接続文字列が必要です。設定 をクリックして、設定 ダイアログを開きます。サーバー タブで、目的のサーバーを選択し、JMX 接続 に表示されている文字列をコピーします。詳細については、「JMX 設定を構成する」を参照してください。

新しいインスタンスの作成

追加のインスタンスを作成するには、インスタンスの新規作成 をクリックします。インスタンスの名前は、インスタンスのサービスやファイルを識別するのに使用したり、ユーザーがインスタンスにアクセスする URL の一部になるため、意味のある名前をつけることをお勧めします。

インスタンスを追加する場合、それぞれのインスタンスに対して 10 GB のディスク容量と、以下のメモリが最低必要になります。
  • フロントエンド サーバー:768 MB
  • アプリケーション サーバー:640 MB
  • チャート サーバー:200 MB
作業内容に応じて、これらの値はより高くなる可能性があります。

Silk Central の適切な構成の詳細については、テクニカル サポートまたはテクニカル アカウント チームに問い合わせてください。