排他的実行

排他的実行は、他の実行計画(排他的実行は無効)に割り当てられたテストが、同じ一致した実行サーバー上で同時に実行できるか(無効)、1 つの実行計画のテストだけを同時に実行できるか(有効)を定義します。排他的実行を無効にすると、必要な実行時間を減らすことがきます。これは、モバイル テストの場合では、実行計画をデバイス プロバイダ上の複数のモバイル デバイスで同時に実行できるため特に有用です。排他的実行を無効にしても、現在の実行の構成を変更する必要はありません。

並列実行を有効化する際に留意する点は次の通りです。
  • Silk Performer 以外のすべての Silk Central テスト タイプが並列実行をサポートします。
  • 同じコンピュータ上で同時に実行するテスト スクリプトが、互いに影響を与えないようにする必要があります。たとえば、共通のフォルダにデータを書き出すべきではありません。また、テスト対象アプリケーションも同時に操作できるようになっている必要があります。
  • 使用するソース管理プロファイルの 共通作業フォルダ フィールドを、空にする必要があります。この設定により、Silk Central は一時的な作業フォルダを使用します。
  • 排他的実行が有効に設定された実行計画が実行サーバー上で実行されている場合、他の実行計画は、その設定に関わらず並列に実行されることはありません。
  • 並列実行中のほかの実行計画が既にビデオを録画している場合は、ビデオを利用できません。
  • Silk Test テストの並列実行についての詳細は、次のドキュメントを参照してください。