パラメータ ページには、カスタマイズ可能な文の要素が一覧表示されます。パラメータ ページで変更するだけで、レポートを実行する前の任意のタイミングでパラメータを定義できます。パラメータの構文は ${parametername|defaultvalue|guiname} です。defaultvalue と guiname は省略可能です。パラメータ名に空白文字を含めることはできません。
レポートにパラメータが設定されている場合、レポート作成のたびに実行前にパラメータの値を編集することが可能です。パラメータの値は、現在のユーザー コンテキストに保存されます。つまり、編集した値は編集を行ったユーザーに対してのみ有効です。レポートを実行したときにパラメータの値が指定されていなければ、レポート定義のデフォルト値が使われます。
レポートにサブレポートが関連付けられている場合、サブレポートのパラメータも パラメータ ページに表示され、その値は選択したレポートのコンテキストにのみ保存されます。つまり、その値は現在のサブレポート構成でのみ使用されます。新しいレポートを作成する場合には、レポートの新規作成 ダイアログ ボックスの 選択基準 領域で定義した値がパラメータになります。