[状態 "<状態名>" のアクションの新規作成] ダイアログの [アクションの標準フィールド] タブでは、特に、アクション ダイアログの使用方法と外見に関係する以下のプロパティを定義します。
- アクション ダイアログの アクション メモ フィールド。
- アクション ダイアログの リリース情報。
- アクション ダイアログの関連する問題の 関連する問題番号。
- アクション メモ
-
- [使用しない]
- ユーザーがこのアクションを取ったときは、アクション ダイアログ ボックスに アクション メモ フィールドは表示されません。
- 省略可能
- アクション ダイアログ ボックスに アクション メモ フィールドが表示されます。 ユーザーは、取ろうとしているアクションについての追加情報を必要に応じて入力できます。
- [必須]
- アクション ダイアログ ボックスには、必須の アクション メモ フィールドが表示されます。 ユーザーは、アクションに関する追加情報をこのフィールドに入力する必要があります。
- リリース情報
- このグループでは、このアクションを取るリリースをユーザー側で選択できるリストをアクション ダイアログに表示するかどうかを指定できます。 ユーザーが選択したリリースは、問題の詳細 ページの自動フィールドの 1 つにも表示されます。 この情報は、ある種のアクション (たとえば、問題の確認、解決、検証に関係するアクションなど) には特に役立ちます。 現在の状態を変更しないアクションには役に立ちません。 リリース情報 フィールドで指定できる値は、次の 4 つの値のうちいずれかです。
- [使用しない]
- アクション ダイアログにはリストが表示されません。 コメントの追加 アクションにはリリース情報は必要ないため、コメントの追加 アクションのアクション ダイアログには、リリース情報のリスト ボックスは表示されません。
たとえば、使用しない を選択した場合、ユーザーがアクション ダイアログの省略可能なリスト ボックスに情報を指定しない場合、あるいはリスト ボックスを使用するアクションがまだ取られていない場合は、問題の詳細 ページの アクション リリース フィールドは空欄になります。
- [省略可能] または [必須]
- アクション ダイアログには、ユーザーがリリースを選択する 省略可能 または 必須 リストが表示されます。 問題の詳細 ページの最後の自動フィールドには、アクションが取られたリリースが表示されます。 アクションに合わせて、リストの ラベル を指定する必要があります。 ラベルの文字数は、末尾のコロンを含めて 20 文字以内です。 デフォルトのフィールド ラベルは、確認アクションの場合は 確認したリリース:、解決アクションの場合は 解決したリリース:、検証アクションの場合は 検証したリリース:です。 このラベルは、アクション ダイアログにも 問題の詳細 ページにも表示されます。 リストの値は、管理モジュールで指定されたリリース リストから取得されます。
- [クリア]
- 問題の詳細 ページの最後の自動フィールドに入力されている既存の値は削除され、フィールドのラベルはデフォルトの アクション リリース に戻ります。 リリース情報 グループの ラベル フィールドは無効になります。 [クリア] は、アクションの結果、問題がワークフローにおける前の状態に戻る場合に適した選択肢です。 デフォルト ワークフローでは、却下 アクションや バグ対応再開 アクションなどがこれに該当します。 たとえば、開発者が 解決 アクションを取り、解決したリリース フィールドに特定のリリース番号を入力するとしましょう。 このアクションの結果、問題は QA 準備完了 状態になります。 この問題を担当する QA エンジニアは、バグを修正したとする開発者の主張を却下します。 却下 アクションの結果、問題は現在の状態である QA 準備完了 から、ワークフローにおける前の状態である 開発準備完了 に戻ります。
アクションの理由コードをクリアする場合、リリース情報 フィールドの値として クリア を選択することを検討します。
アクション ダイアログでユーザーが選択したリリースは、問題の詳細 ページに表示されます。 たとえば、ユーザーが 解決 アクションを取り、[解決したリリース] リスト ボックスからリリースとして 4.1:prod を選択して、[OK] をクリックするとしましょう。 問題の詳細ページが再表示されると、[解決したリリース]
フィールドには選択したリリースが表示されます。
- 関連する問題番号
- [関連する問題番号] フィールドを利用すると、重複した問題や関連する問題の番号をユーザー側で入力できるテキスト フィールドをアクション ダイアログに配置することができます。 この情報は、バグ ワークフローで 重複として指定 アクションを取る場合や、機能拡張ワークフローで 対応済み アクションを取る場合に役に立ちます。
- [使用しない]
- テキスト フィールドはアクション ダイアログに表示されません。
- [省略可能] または [必須]
-
省略可能または必須テキスト フィールドが、アクション ダイアログに表示されます。 この場合、テキスト フィールドのラベルを指定する必要があります。 ラベルの文字数は、末尾のコロンを含めて 20 文字以内です。 バグ ワークフローにおけるデフォルトのフィールド
ラベルは、同じバグの番号 です。 機能拡張ワークフローにおけるデフォルトのフィールド ラベルは、次も参照 です。
アクション ダイアログでユーザーが指定した問題番号は、問題の詳細 ページの 履歴 タブの メモ フィールドに表示されます。 たとえば、ユーザーが問題番号 8 に対して 重複として指定 アクションを取り、重複した問題として問題番号 6 を指定して、OK をクリックするとしましょう。 問題の詳細 ページが再表示されると、メモ フィールドには、同じバグの番号: n と表示されます。 ここで、n は、同じバグの番号 フィールドの値です。 同じバグの番号 フィールドが省略可能で、ユーザーが値を指定しない場合は、メモ フィールドには アクション メモ フィールドの内容が表示されます。