ルールの指定

各ルールは、問題 > 設定 > ルーティング ルール にある ルーティング ルール ページに入力します。

注: ルーティング ルールの新規作成 ダイアログ ボックスは if-then 形式のレイアウトです。 問題が特定の条件に一致した場合、つまり、特定のリリース、プラットフォーム、コンポーネント、問題タイプに関係している場合、指定した 4 つの受信箱のいずれかに送られます。 4 つの受信箱のどれが選ばれるかは、問題の現在の状態と所有者によって決まります。

ワイルドカード % 記号

ルーティング ルールの新規作成 ダイアログ ボックスの リリースプラットフォーム、および コンポーネント フィールドのパーセント記号 (%) は、すべての文字に一致するワイルドカード文字の役割になります。 3 つのフィールド全部でこのパーセント記号を単独で使用した場合、デフォルト ルーティングと同じことになります。 すなわち、リリース、プラットフォーム、コンポーネントの値にかかわらず、すべて、このダイアログ ボックスで指定されている 4 つの受信箱に送られます。

ヒント: ワイルドカード指定を活用するには、リリース名、コンポーネント名、プラットフォーム名を、一貫性を保ちながら指定する必要があります。

ルールは、いったん保存されると、[ルーティング ルール] ページに入力されます。 このページは基本的に、特定の製品のルーティング テーブルです。 別の製品を選択するには、ページ最上部の 製品 リスト ボックスを使用します。

ルールの順序が重要

コンポーネントのルールの順序はきわめて重要です。 Issue Manager では、問題のルーティングに当たって、問題の現在の状態 (たとえば、[レビュー未完了] など) をテーブル内の各ルールに順に照らして評価します。 一致するルールが見つかったら、それが Issue Manager によって実行されます。 一致するルールがなければ、デフォルト ルールに従って問題がルーティングされます。 デフォルト ルーティング ルールは、与えられた製品についての他のすべてのルールが適用された後でのみ適用されます。

リリース フィールドに「Release 4.%」と入力すると、4.0、4.1、4.1.1 などのすべての Release 4 リリースに一致します。

例:ルーティング ルールの読み方

たとえば、すべてのリリースとすべてのプラットフォームでの Product A に関係する問題は、それが開発準備完了の状態にある場合は Sonja - Dev の受信箱に、QA 準備完了の状態にある場合は QA エンジニアである Mike の受信箱 Mike - QA に、機能拡張要求が提出された場合は Product A の機能拡張要求用受信箱 Dan -- Dev (Product A) に、Show me コンポーネントのドキュメントに関する問題が報告された場合は Judy -Doc の受信箱にそれぞれ送ります。